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タッチタイピングを習得しよう


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タッチタイピングとは

タッチタイピングとは、文字を入力する際に、キーボードを見ずに指先の感覚のみを用いて入力する方法です。 昔は「ブラインドタッチ」という呼び名が有名でしたが、最近ではタッチタイピングという言い方が使われるようになっています。

タッチタイピングは生涯にわたって活用できるスキルです。 どんな仕事においても、PCを使う機会はあります。

タッチタイピングと聞くと「難しそう」と思うかもしれませんが、そんなことはありません。 練習することで誰でも習得することができるので、ぜひ始めてみましょう!



習得するとこんなに役立つ

まず初めに、タッチタイピングを習得するメリットを説明します。


@入力のスピードが速くなる

毎回キーボードに書かれた文字を探しながら入力することがなくなるため、入力のスピードは格段に速くなります。

「キーボードを見ながらでも十分速く打てる」という人もいると思います。私もそう思っていました。 ところが、我慢してキーボードを見ずに練習をすると、従来の1.5倍以上の速度で入力することができるようになりました。 そのような人こそ、タッチタイピングの習得をおすすめします。


Aタイプミス・変換ミスなどにすぐ気づける

キーボードを見ながら入力していると、入力の間画面を見ることができないので、即座に入力ミスに気づくことができません。 入力を終えて画面を見ると間違っていてやり直し、ということを繰り返すのは時間のロスです。 また、重要な書類やレポートでの誤字・脱字に気づかないことも……。

タッチタイピングで入力すれば、画面を見続けることができるので効率がいいですし、ミスも見逃しません。


B視点移動による眼精疲労を防ぐことができる

ディスプレイ(画面)とキーボードは両方とも目から近い距離にあるため、その2つを交互に見るとなると大きな視点移動が必要になります。 それを繰り返していれば疲労が蓄積されるのは当然のことです。

厚生労働省も、コンピュータ作業を続け目・体・心に支障をきたす、VDT症候群の危険性を発表しています。

タッチタイピングでは、視点の移動が必要なくなるため、以上のような疲労を解消するのにも効果的です。


タッチタイピングを身につけることでの大きな利点が分かったと思います。 一度身につければ一生役立つスキルですから、ぜひ頑張って習得しましょう。

それでは次項から、具体的な練習方法について説明していきます。



ホームポジション

タッチタイピングを行う上でまず初めに覚えなくてはならないのは、ホームポジションです。

キーボードの「F」「J」のキーをご覧ください。小さな突起や窪みなどの印が付けられているはずです。 この部分に両手の人差し指を置き、中指・薬指・小指は順に隣のキーに置きます。 これがホームポジションです。

タッチタイピングでは、常にこのホームポジションを維持します。 一文字打つごとに、この位置に戻ります。 この感覚を覚えるのがタッチタイピング習得の第一歩です。

慣れてくると、画面を見たままでも、この突起を頼りにしてホームポジションに戻れるようになります。


タッチタイピング習得に必要なこと
1.常にホームポジションを維持すること
2.正しい指でタイピングすること

我流のタイピングをしている人にとっては、初めは辛いかもしれません。 一時的に入力速度がかなり遅くなってしまうからです。 しかし、養成ギプスのようなものだと思って我慢しましょう。 タッチタイピングを身につけたとき、その速度は必ず以前より速くなります。


Type Fuのインストール

ネット上には、タイピングの練習をするためのソフトがたくさんあります。 いわゆる「タイピングゲーム」というものですね。 しかし初めからゲーム的な要素の大きいソフトを使っても、急いでしまうためなかなか上達しません。

そこでおすすめしたいのは「Type-Fu」というアプリです。 このアプリを使えば、正しい指でタイピングする練習ができます。

Googleが提供しているブラウザである「Google Chrome」で利用できます。 以下に、「Chrome」と「Type Fu」のインストール手順を説明していきます。


1.「Chrome」のインストール
「Chrome」をインストールしていない人は、次のアドレスにアクセスしてダウンロードし、手順に従ってインストールしてください。
※演習室のパソコンにはインストール済みです!
http://www.google.co.jp/intl/ja/chrome/

2.「Type Fu」のインストール
「Chrome」を起動して、次のリンクからType Fuをインストールします。
Chromeウェブストア―Type Fuのインストール

3.「Type Fu」の起動
「Chrome」を再起動し、「アプリケーション」タブをクリックした後、「Type Fu」のアイコンをクリックして起動します。


Type Fuでの練習

Type Fuでは、レベルが9段階設定されています。レベル1ではキーボードの真ん中の段、つまりホームポジションのキーだけを使う練習になります。レベル2ではその上の段のキーが登場して……というように、段階を追ってタッチタイピングが習得できるようにプログラムされています。

そして、このアプリのいいところなのですが、正しい指を教えてくれるんです!

右上のメニューボタンから、「Show Hands」をクリックします。

キーボードの下に手が表示されます。

手元のキーボードを見ずに、画面のキーボードや手を見ながら打つようにすれば、効率よくタッチタイピングが身につけられます。

レベル1では、ホームポジションに指を置いて、表示された指に従って押すだけです。まずはここまで、手元のキーボードを見ずに打てるようになりましょう。

練習を繰り返すと、画面のキーボードや手に集中しなくても反射的に打てるようになってきます。その段階になったら、次のレベルに進んでいきましょう。

また気をつけてほしいのは、急いでミスを出さないようにすることです。 ミスを繰り返すと、間違った指を覚えてしまうため、一向に上達しなくなります。 落ち着いて、間違いのないように打つことが最も効率のいい方法なのです。


タッチタイピング習得への最短の道のり
1.キーボードを見ずに正しい指でタイピングする
2.急がずにミスがないようにする


e-typing

前述の「Type Fu」以外では、タイピングサイトの最大手である「e-typing」がおすすめです。

e-typing

こちらはブラウザ上ですぐにプレイできます。 トップページにある「腕試しレベルチェック」が特に有名で、タイピングの速さや正確さを総合したスコアを出すことができます。 Twitterで結果をつぶやくこともできますので、ぜひ挑戦してみてください。
また会員登録(無料)をすると、記録を保存したり、ランキングに参加したりすることができるのでおすすめです。

※「腕試しレベルチェック」のスコアでは入力速度も重視されますが、タッチタイピングを習得するまでは速度を求めてはいけません。キーボードを見ないこと、正確に打つことが重要です。



タッチタイピングを身に着けたら、どんどん速度や精度を上げていきましょう。 「腕試しレベルチェック」のスコアとランクを紹介しておきます。

〜21 E-
107〜123 C- 209〜225 A- 325〜349 Thunder 550〜599 Meijin
22〜38 E
124〜140 C 226〜242 A 350〜374 Ninja 600〜649 Rocket
39〜55 E+
141〜157 C+ 243〜259 A+ 375〜399 Comet 650〜699 Tatujin
56〜72 D-
158〜174 B- 260〜276 S 400〜449 Professor 700〜749 Jedi
73〜89 D
175〜191 B 277〜299 Good! 450〜499 LaserBeam 750〜799 Godhand
90〜106 D+
192〜208 B+ 300〜324 Fast 500〜549 EddieVH 800〜 Joker

※ミスをすると大幅に減点されてしまうため、スコアを上げたい場合はミスを減らすことを最重視した方がいいです。

コラム1:キーボードの種類

キーボードにはいくつかの種類があります。自分に合ったキーボードを使えば、より快適にタイピングできるでしょう。

@メンブレン
最も一般的なキーボードです。キーとスイッチの間にラバーが挟まれており、それによってキーが戻ってくるようになっています。安価な物が多いです。

Aパンタグラフ
ノートパソコンに多い種類です。キーのどの部分を押しても同じ圧力がかかるようになっています。キーの高さが低いので、打つ感覚は少ないものの素早いタイピングが可能です。

Bメカニカル
それぞれのキーにスイッチがついており、打つとカタカタと音がします。耐久性が高いです。

C静電容量無接点
他の種類と異なり、接触するスイッチを持たず、一定の深さまでキーが押されると認識します。耐久性が抜群ですが、高価なものが多いです。



アイソレーション

MacやVAIO、Dynabookなどで採用されているキーボードの特徴です。


隣接するキーが間隔を開けて配置され、分離(アイソレーション)しています。 人によると思いますが、打ち間違いが少なくなると思います。 また、隙間にゴミが入りにくいのも特徴です。



コラム2:キーボードの足について

キーボードには足(スタンド)が付いていますよね。 足を立てることで、傾斜をつけることができます。 その傾斜はキーボードの文字を見やすくするためにあり、人間工学的には傾斜がないほうが疲れないようです!

つまりタッチタイピングを身につけた人は、足を立てる必要はないわけですね。

参考:Lifehacker
「手首が疲れない」は気のせい!? キーボードに角度を付けるあの小さな足が必要な「本当の理由」



文責:テックサポーター 佐藤 (@topaz_mue) Mail: topazplus◆gmail.com